脊柱管狭窄症とは
脊柱管狭窄症は、脊柱管と呼ばれる脊椎骨の間にある空洞が狭くなることによって起こる症状のことを言います。
脊柱管は、脊椎骨の間に空洞となっており、その中に脊髄や神経根が通っています。
脊柱管狭窄症は、脊柱管が狭くなることで脊髄や神経根が圧迫され、痛みなどのさまざまな症状が現れることがあると言われています。
脊柱管狭窄症の主な症状には、腰や背中の痛みや、脚の痛みやしびれ、尿や便のコントロールができなくなる、歩けなくなるなどといったものがあります。
脊柱管狭窄症は通常、腰椎や頚椎の脊柱管で起こることから、腰や背中に痛みが生じることが多います。また、脊髄や神経根が圧迫されると、脚のしびれや痛みが生じることがあります。
脊髄や神経根への圧迫が進行すると、排泄機能が正常に機能しなくなることがあり、尿や便をコントロールできなくなってしまったり、歩行困難や足の弱りなどの症状が現れることもあります。
脊柱管狭窄症は、加齢や脊椎の変形、損傷、炎症などが原因となって発症することがあるため、誰でも起こりうる症状とも言えます。
もしも、脊柱管狭窄症になってしまった場合の治療方法は、症状の重症度や原因によって異なりますが、物理療法、薬物療法、注射療法、手術などから選択して治療を行うことになります。